尿糖定性が3ヶ月連続「4+」は明らかに異常

2008年12月2日、13回目の通院。HbA1c(JDS値)は7.3[%]でした。先月から基礎インスリンを新規に使い始めたのですけれども、先月値7.1[%]より悪くなりました。

HbA1cは血糖の1ヶ月から2ヶ月前の平均を表す指標であることから、主治医曰く「悪い状態の時を含んでいるからでしょう」とのこと。

朝食前血糖値からは改善傾向が見られますので、悪い状態のピークは過ぎたと思われます。(実はひどい肩関節周囲炎(五十肩)になっていました)

3ヶ月連続「4+」の尿糖が出ている件は、「空腹時血糖高値が血糖レベルを押し上げているため、食後は、糖排出閾値を越えてさらに高い値になっている」からとのことです。

2008年11月の血糖自己測定平均値
  • 朝食前 150、後 256 [mg/dl]
  • 昼食前 150、後 261 [mg/dl]
  • 夕食前 160、後 222 [mg/dl]
  • 就寝前 214 [mg/dl]

インスリン量は、7-3-4-4(朝-昼-夕-寝前)[単位]。12月は8-4-4-6[単位]に増量。

尿糖定性検査

血液中に存在するグルコースの元は、次の3つです。

腎臓は、血液中の老廃物を濾過して尿中に排泄します。グルコースは、いったん老廃物と共に腎臓で濾過され、その後、血液中に再吸収されます。

濾過された老廃物を含む液体は、尿として膀胱に運ばれます。血液中のグルコース濃度が腎臓のグルコース再吸収能を上回ってしまうと、再吸収されなかったグルコースは、腎臓から尿中に漏れ出てしまいます。

この尿中に漏れ出てしまったグルコースが尿糖です。

さて、定性検査は、ある物質や性質が認められるか否かを調べる検査のことで、認められた場合に「+」または「陽性」、認められなかった場合に「-」または「陰性」で表わされます。

また、定性検査に対して、ある物質の量を正確に測定するのが定量検査で、その検査結果は数値で表わされます。

筆者の2008年9月から12月までの尿糖定性検査および随時血糖の結果は、9月1日検査:3+(500)/188[mg/dl]、10月2日検査:4+(1000)/302[mg/dl]、11月4日検査:4+(1000)/195[mg/dl]、12月2日検査:4+(1000)/175[mg/dl]でした。

尿糖定性検査結果の「4+(1000)」というような括弧内の数値は、尿中グルコース濃度[mg/dl]のおおよその値です。

筆者の2008年10月から12月までの尿糖定性は、3ヶ月連続で尿糖定性「4+」という結果でした。尿糖検査時点の血糖値は、およそ180[mg/dl]超で、尿中にグルコースが漏れ出す閾値と合います。

さらに、尿中グルコース濃度が高いので、血糖値はほぼ1日を通して糖排出閾値を越えていると推測できます。

9月の尿糖定性が「3+」、10月から3ヶ月(3回)連続で「4+」ですから、慢性の高血糖状態です。治療内容の変更が求められます。11月からは、基礎インスリンの補充が始まりました。

インスリン増量の経過

年月:インスリン量=朝-昼-夕-寝前 [単位] → 翌月測定のHbA1c(JDS値)[%]

  • 2008年8月:5-3-4-0 → 5.9[%]
  • 2008年9月:5-3-4-0 → 6.3[%]
  • 2008年10月:7-3-4-0 → 7.1[%]
  • 2008年11月:7-3-4-4 → 7.3[%]
  • 2008年12月:8-4-4-6 → 7.1[%]

1回程度「3+」や「4+」の結果が出たからといって、糖尿病患者としてはさほど気にする必要は無く、食事や運動を普段通り続ければいい(血糖コントロールの自己管理)と思います。

医師は血糖管理を適切に行っていますから、今回のような大きな変化があった場合には、治療内容の変更などがあるはずです。