動脈硬化のチェック [糖尿病教育入院1日目]

2007年10月29日 月曜日:人生初めての入院です。

不安はないと言えば嘘になりますが、外科的処置はないであろうと思っていたので、気は楽でした。窓口で入院手続きを済ませ、病室に案内されました。8階835号室の6人部屋で眼科と一緒の病室、病棟でした。

入院にあたり、旅行に携行するようなものの他、運動療法時に使用する運動靴などを持って行きました。入院生活中に持ってくれば良かったと思ったものは、小さい時計でした。

  • 替え下着
  • 石鹸・シャンプー
  • 洗面器
  • タオル
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
  • 筆記用具
  • ノート
  • トレーニングウェア
  • 運動靴
  • 文庫本を5冊……など

入院診療計画書をもとに入院の目的や目標の説明を受け、医師からは「まずは血糖値を下げなければなりません。そのためにインスリン注射をします」と言われました。初日の今日は、看護師が注射してくれました。

問診を受けた後、看護師から入院中の注意点などを聞き、体温・血圧・体重・身長を測定されました。体温と体重は、入院中毎朝起きたら自分で測定して、「自己管理表」に記録していきます。

ABI検査

ABI(ankle brachial index)検査は、下肢の血管内腔が狭くなっていないかどうかを調べる検査です。

両足首と両上腕の血圧を同時に測定して、足関節上腕血圧比(足首最高血圧/上腕最高血圧)を計算することにより評価します。

ABI検査の評価
  • 通常は、[足首最高血圧>上腕最高血圧] なので ABI>1.0
  • 下肢の血管が詰まってくると、[足首最高血圧<上腕最高血圧] と逆転し ABI<1.0
  • ABI≦0.9の場合、潜在的な下肢血管の閉塞があると考えられる

PWV検査

PWV(Pulse Wave Velocity)検査は、心臓から押し出された血液の拍動が血管をどのくらいの速度で伝わるかを調べる検査で、血管の硬さを表す指標のひとつです。

ABI検査と同時に行ないましたので、上腕から足首にかけての脈波伝達速度(baPWV; brachial-ankle Pulse Wave Velocity)で評価されました。

baPWV検査の評価
  • baPWV≧1400[cm/sec]の場合、通常より下肢血管が硬化していると考えられる

入院1日目の治療、検査、食事の記録

  • 1000 入院
  • 1130 血糖値測定:233[mg/dl]
  • 1200 インスリン注射:4単位、昼食
  • 1500 ABI検査
  • 1520 PWV検査
  • 1730 血糖値測定:181[mg/dl]
  • 1800 インスリン注射:4単位、夕食:ごはん、白菜のお汁、茹で豚肉、キャベツ、トマト、マヨネーズ、減塩ソース、ほうれん草のお浸し、減塩しょうゆ、焼き豆腐味噌

    夕食 2007年10月29日 月曜日 ごはん、白菜のお汁、茹で豚肉、キャベツ、トマト、マヨネーズ、減塩ソース、ほうれん草のお浸し、減塩しょうゆ、焼き豆腐味噌

  • 1940 血圧:126/74[mmHg]、体温:36.7[℃]
  • 2200 血糖値測定:238[mg/dl]、就寝

食事の量は今までの半分以下という感じで、物足りないというのが率直な感想です。味付けは相当な薄味で、多くの人はおいしくないと感じるかもしれません。しかし、食事も治療のひとつですし、体を動かさず1日3食ですから、すぐに慣れるでしょう。