ブルーサークルは糖尿病のシンボルマーク

ブルーサークルは、The diabetes pinと言って、HIV/AIDSのレッドリボンと同様、糖尿病のシンボルマークです。

国際糖尿病連合(IDF; International Diabetes Federation)が国連に要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」のための世界的な糖尿病認識キャンペーンに先駆けて、Unite for Diabetes 糖尿病との闘いのため団結せよというキャッチフレーズと共に採用しました。

決議は、2006年12月20日に加盟国の全会一致で可決されました。また、11月14日を「World Diabetes Day(世界糖尿病デー)」と決めました。

2007年のその日、青くライトアップされた東京タワーを見た記憶が有る人がいるかもしれません。この青が糖尿病のシンボルマーク「ブルーサークル」の青なのです。

注記:世界的な糖尿病認識キャンペーンのためのウェブサイト(http://www.unitefordiabetes.org/)は、現在存在していません。

Unite for diabetes - Why diabetes?

以下、Unite for diabetes - Why diabetes? の要約です。

1型糖尿病(主に子供や若い人に多いのですが)は、年3[%]というおそろしいほどの割合で増えています。毎年7万人の子供が発症していると思われます。

糖尿病の90~95[%]は、2型糖尿病です。都市化が進み、肥満や運増不足、ストレスにみまわれる生活が広がるに伴って増加しています。特にアジア、中東、オセアニアとカリブ海沿岸の国々です。これらの国々では、医療費の増加が問題になるでしょう。

糖尿病は治癒しませんが、2型糖尿病は防止することはできます。運動をして肥満にならないこと、また、都市的ライフスタイルを見直すことです。これらは、低コストで高い効果が得られます。

国家レベルで糖尿病増加抑制プログラムに取り組まなければならない時期です。

2014年現在、歯科を除くレセプトの電子化は、病院と調剤(薬局)で99.9[%]、診療所で95.4[%]です。

このレセプトデータを活用して、糖尿病患者数や年齢、1型2型の割合などの統計データが近いうちに公表されるような気がします。

病気はなってみないとわからない

わが国では、糖尿病という名前は知っていても、実はとてもおそろしい病気だという認識が非常に少ないと思います。筆者も1型糖尿病になる前はそうでした。

自覚症状が無い、ということも原因のひとつのようです。糖尿病は、合併症が発症したら治療は難しいということを知ってもらう必要があります。

メタボリックシンドロームというワンクッションを置いたことによって、糖尿病の本質が見えなくなっているような気がしてなりません。