食事療法の標的は炭水化物 [糖尿病教育入院6日目]

2007年11月3日土曜日:祝日につき外来診療が休み、ということで静かなものです。検査もありません。空調の効いた病棟内にいると気づきませんが、いつのまにか秋の空気の色になっています。

入院中、栄養士による個別栄養指導が2回ありました。1型2型を問わず、食事療法は、糖尿病の治療として重要な位置を占めます。

1型はインスリン注射とのマッチングが大切ですし、2型は自分の膵臓から分泌されるインスリンの働きを超えないように食事と運動を工夫する必要があると思いますが、まず、自分の体がどのような状態にあるのかを知らなければなりません。

  • カロリー
  • 炭水化物
  • 糖質
  • タンパク質
  • 脂質
  • 中性脂肪
  • コレステロール
  • インスリン抵抗性
  • インスリン分泌不全
  • グルコース
  • グリコーゲン
  • 糖新生
  • 糖代謝
  • インスリン作用……

などの体内における意味を理解する努力を怠れば、人の意見に左右され易く、極端な食事療法を行なってしまう可能性大です。たとえば、カロリー至上主義や糖質制限至上主義のような。

「食品交換表」の見方

いびつな理解をしなければ、「食品交換表」を利用した食事療法も、糖質制限食も、理にかなったものだとわかるはずです。

入院6日目の治療、検査、食事の記録

  • 0715 起床。血圧 : 110/70[mmHg], 体重測定:65.5[kg]
  • 0730 血糖値測定:150[mg/dl]
  • 0800 インスリン注射:8単位、朝食:ごはん220[g](82[g]=370[kcal]=4.6単位)、キャベツの味噌汁、生揚げと大根のおろし煮、なすといんげんの炒り煮、牛乳(炭水化物:103[g]、カロリー : 642[kcal]=8.0単位)、食後メルビン1錠

    朝食 2007年11月03日 土曜日 ごはん220[g](82[g]-370[kcal]-4.6単位)、キャベツの味噌汁、生揚げと大根のおろし煮、なすといんげんの炒り煮、牛乳(炭水化物:103[g]、カロリー:642[kcal]=8.0単位)

  • 0920 散歩(20分)
  • 1130 血糖値測定:211[mg/dl]
  • 1200 インスリン注射:6単位、昼食:ごはん220[g](82[g]=370[kcal]=4.6単位)、人参と玉葱と絹さやの野菜スープ、帆立貝と海老のバター焼き、ブロッコリー、さやいんげんと人参のくるみ和え(炭水化物:97[g]、カロリー : 543[kcal]=6.8単位)

    昼食 2007年11月03日 土曜日 ごはん220[g](82[g]=370[kcal]=4.6単位)、人参と玉葱と絹さやの野菜スープ、帆立貝と海老のバター焼き、ブロッコリー、さやいんげんと人参のくるみ和え(炭水化物:97[g]、カロリー:543[kcal]=6.8単位)

  • 1245 散歩(20分)
  • 1730 血糖値測定:162[mg/dl]
  • 1800 インスリン注射:8単位、夕食:栗おこわ170[g](75[g]=288[kcal]=3.6単位)、えのきたけとおくらのお汁、ぶり大根、絹さや、卵豆腐、野菜あん (玉葱、人参、グリーンピース)、りんご(炭水化物:113[g]、カロリー : 630[kcal]=7.9単位)、食後メルビン1錠

    夕食 2007年11月03日 土曜日 栗おこわ170[g](75[g]=288[kcal]=3.6単位)、えのきたけとおくらのお汁、ぶり大根、絹さや、卵豆腐、野菜あん (玉葱、人参、グリーンピース)、りんご(炭水化物:113[g]、カロリー:630[kcal]=7.9単位)

  • 1915 散歩(20分)
  • 2200 血糖値測定:180[mg/dl]、就寝