HbA1cが毎月0.1[%]上昇中も治療内容に変更無し

2008年09月01日:10回目の通院。HbA1c(JDS値)が「優」レベルを下回り、5.9[%]になりました。

また、肝機能と血中脂質の検査(メタボリックA)を行い、いずれも正常値でした。この検査から、食生活(食事の内容)の推測をしているようです。

主治医は「インスリンを増やせば血糖値は下がる」と言いつつも、治療内容が現状維持なのは「生活を見直して改善することはないですか」という暗示でしょうか。確かに運動はほとんどしていません。

2008年8月の血糖自己測定平均値
  • 朝食前:112, 後:236 [mg/dl]
  • 昼食前:138, 後:143 [mg/dl]
  • 夕食前:89, 後:153 [mg/dl]
  • 就寝前:127 [mg/dl]

インスリン量:5-3-4-0(朝-昼-夕-寝前)[単位]

肝機能および血中脂質の検査

GOT、GPTは、肝細胞の変性や破壊の指標です。細胞の変性や破壊により細胞膜が壊れ、細胞内に存在する酵素が細胞外へ漏れ出して血中に流出します。GOTは心筋細胞にも多く存在します。

血中脂質は、食事の内容や代謝の状態を反映します。

メタボリックA 検査の結果

  • GOT:10[IU/l]
  • GPT:25[IU/l]
  • γ-GTP:12[IU/l]
  • TG:121[mg/dl]
  • TC:169[mg/dl]
  • HDLC:61[mg/dl]
  • LDLC:84[mg/dl]

肝機能の指標

GOT
  • グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(Glutamic Oxaloacetic Transaminase)

肝炎や肝硬変などの肝疾患や心筋梗塞などで数値が上昇します。AST(Aspartate Amino Transferase; アスパラギン酸アミノ基転移酵素)とGOTは、呼び方が違うだけで、検査内容は同じです。

GPT
  • グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ(Glutamic Pyruvic Transaminase)

肝炎や脂肪肝などの肝疾患で数値が上昇します。ALT(Alanine transaminase; アラニントランスアミナーゼ)とGPTは、呼び方が違うだけで、検査内容は同じです。

γ-GTP
  • γ-グルタミルトランスペプチターゼ(γ-glutamyl Transpeptidase)

肝臓や胆道に病気があると数値が上昇します。特にアルコールに反応し、大量摂取の場合は数値が上がります。

血中脂質の指標

TG
  • トリグリセリド(Triglyceride)または中性脂肪

脂肪という言葉から、脂や油を多く摂ると中性脂肪値が高くなるような気がしますが、それは誤解です。

余分なグルコースは中性脂肪に形を変えて、体脂肪として蓄えられます。アルコールも中性脂肪を多く作ります。

TC
  • 総コレステロール

総コレステロール値は、HDL値とLDL値とVLDL値の合計で定義されます。

また、VLDL値は、トリグリセリド(中性脂肪)値の約五分の一であることが経験的に知られています。

HDLC
  • HDL-コレステロール(High Density Lipoprotein Cholesterol)

直接測定した値です。高密度リポタンパク(HDL)は、アテローム性動脈硬化における初期形成状態のプラークから、材料の一部となるコレステロールを除去する唯一の因子であるため、「善玉」コレステロールと言われています。

LDLC
  • LDL-コレステロール(Low density Lipoprotein Cholesterol)

総コレステロール値とHDLC値から計算で求められます。

{LDLC値 = TC値 - HDLC値 - (TG値/5)}

低比重リポタンパク(LDL)に含まれるコレステロールは「悪玉コレステロール」とも言われ、動脈硬化の強い危険因子です。コレステロール検査値の中で唯一、心血管疾患の絶対的リスクファクターです。