血糖コントロールの推移を振り返る

2007年10月に糖尿病と診断されて即入院、その後は月1回の通院を続け、通院時は下記の検査と体重、血圧測定が必ずあります。

  • ヘモグロビンA1c(HbA1c)
  • 随時血糖値
  • 尿定性(蛋白、糖、ケトン体など)

HbA1cは、過去も現在もこれからも過去1~2ヶ月の平均的な血糖レベルを表す指標であることに変わりませんが、血糖コントロール目標としての「値」は、大きく変わりました。

1つは、HbA1cの国際標準化に合わせて表記をNGSP値に変更したこと、もう1つは、HbA1cの表記が欧米と統一されたので、血糖コントロール目標も統一しましょうよ、といういつもの流れです。

2013年6月から使われている新たな血糖コントロールの目標は、下記のとおりです。

血糖コントロールの目標とHbA1c(NGSP)
  • 血糖正常化を目指す際の目標:6.0[%]未満
  • 合併症予防のための目標:7.0[%]未満
  • 治療強化が困難な際の目標:8.0[%]未満

糖尿病診断後の2008年1月から2014年12月までのHbA1c(NGSP)について、血糖コントロールがうまくいっているのかを振り返ってみました。

月毎のHbA1c(NGSP)

筆者は未だ合併症を発症していないので、HbA1c(NGSP)を指標とした血糖コントロールの目標は、合併症予防のための7.0[%]未満になると思います。

良くなったり悪くなったりの繰り返しで、良い状態を維持するすることは容易ではないですけれども、状態が変化するのには何らかの理由があるものです。

2008年

1月:6.2[%], 2月:5.6[%], 3月:5.6[%], 4月:5.8[%], 5月:5.9[%], 6月:6.0[%], 7月:6.1[%], 8月:6.2[%], 9月:6.3[%], 10月:6.7[%], 11月:7.5[%], 12月:7.7[%]

退院後最初の通院は2007年12月で、その時のHbA1c(NGSP)は8.8[%]でした。高血糖の影響が残っています。

その後は、食前3回のインスリン注射でも6[%]以下の月が続き、ハネムーン期と言われる時期だったようです。しかし、徐々に食前の血糖レベルが上昇し、11月から基礎インスリン注射を開始しました。

このくらい血糖レベルが上がると尿糖は3ヶ月連続「4+」を示し、明らかに異常です。時期を同じくして発症した肩関節周囲炎(五十肩)の慢性炎症が血糖コントロールを悪くした原因ではないかと疑っています。

2009年

1月:7.5[%], 2月:7.0[%], 3月:6.4[%], 4月:6.4[%], 5月:6.7[%], 6月:6.9[%], 7月:6.7[%], 8月:6.7[%], 9月:6.6[%], 10月:6.4[%], 11月:6.7[%], 12月:6.4[%]

肩関節周囲炎の炎症がおさまってくると、HbA1c(NGSP)も下がってきました。

しかし、依然として食後血糖が高いことに変わりなく、5月からα-グルコシダーゼ阻害薬を朝・夕食前に服用することになりました。この薬、高価なんですよねー。

2010年

1月:6.7[%], 2月:7.1[%], 3月:7.7[%], 4月:8.1[%], 5月:8.2[%], 6月:7.6[%], 7月:6.9[%], 8月:6.4[%], 9月:6.4[%], 10月:6.4[%], 11月:6.5[%], 12月:6.3[%]

前半の血糖コントロールは悪いです。夜型の生活で1日2食寝る前にたっぷり高脂肪高カロリーアルコール付きで運動無し、でしたから当然です。

実家に引越して、犬のチイタロウと散歩するようになって以降は、7.0[%]未満を維持できていました。

2011年

1月:5.6[%], 2月:5.8[%], 3月:6.0[%], 4月:6.3[%], 5月:6.1[%], 6月:6.0[%], 7月:5.7[%], 8月:6.0[%], 9月:6.1[%], 10月:6.1[%], 11月:6.2[%], 12月:6.1[%]

2012年

1月:6.1[%], 2月:6.1[%], 3月:6.3[%], 4月:6.4[%], 5月:6.6[%], 6月:6.7[%], 7月:6.6[%], 8月:6.3[%], 9月:6.3[%], 10月:6.6[%], 11月:6.7[%], 12月:6.4[%]

2013年

1月:6.6[%], 2月:6.6[%], 3月:6.8[%], 4月:7.0[%], 5月:7.0[%], 6月:7.0[%], 7月:7.1[%], 8月:6.8[%], 9月:6.5[%], 10月:6.7[%], 11月:6.6[%], 12月:6.4[%]

10月にチイタロウが倒れてからは、運動になる散歩ができなくなり、雪が降るとまったく散歩をしなくなっていました。

2014年

1月:6.8[%], 2月:7.4[%], 3月:8.9[%], 4月:9.0[%], 5月:8.7[%], 6月:7.8[%], 7月:7.2[%], 8月:7.0[%], 9月:7.4[%], 10月:7.8[%], 11月:7.1[%], 12月:7.0[%]

おとなしく寝ているチイタロウ。

自分では立ち上がれない寝たきりなので、ウンコしちゃった、喉が渇いたとなると、1回「アウー」と鳴きます。不思議なもので、2階で寝ていても1階のチイタロウの鳴き声で目が覚めて、駆けつけます。

起きているときのチイタロウは、抱っこするかペッタンしてるかのどちらかです。

チイタロウは寝ているとき以外、いつも写真のように大腿部に伏せで、このままの状態でゴハンを食べさせ水を飲ませ、介護していました。

運動無し寝不足で疲労が続くと、こんなにもHbA1cが悪くなるものかと思いました。

夏の朝、チイタロウは虹の橋を渡って行き、晩秋から一人の散歩を再開し、2015年はHbA1c(NGSP)6[%]台を維持しているところです。